こういう本もよく読んでいます。
樋口武男」「熱湯経営―「大組織病」に勝つ」

熱湯経営―「大組織病」に勝つ (文春新書 586)

熱湯経営―「大組織病」に勝つ (文春新書 586)

大和ハウス工業株式会社代表取締役(現会長兼CEO)である、樋口武男氏の生涯をかけた
大和ハウス奇跡のV字回復の軌跡。

まぁ、この手の本は会社勤めを始めてからよくよく読んでいるのだが(私のお勧めは京セラ稲盛和夫著書だ)
今回のチョイスは、私の父親絡みだ。
簡単なことですが、父親が大和ハウスグループに勤めているので薦められたと単純な理由。
期待せずに、実家から横浜までの新幹線で読みふける
「お、面白い」
実に読みやすい文章と、次に何が待ち受けているのだろうとわくわくする感じがあふれ出す。
「これ、ほんまにノンフィクション?」と疑ってしまうぐらい、ストーリー性に溢れている。
瀕死の子会社の再生劇、本体の社長就任後の軌跡のV字回復。
この内容の中には、仕事とは?というクエスチョンに溢れ、その問いに対する真っ直ぐな回答に詰まっている。
古くさい言い方かもしれないが、努力、根性の重要性が語られる。
波乱に満ちた半生を、ここまで面白く描くことが出来るこの人のユーモラスが素晴らしい。
あまり経済、経営、営業に関心が無くとも、スっと入ることが出来ると思います。
是非とも読んでみてください。