人は痛がりな弱さを露呈し、それゆえに群れを成す。そして、知らず知らずのうちに仲間以外の者を排除していく。だが、排除された者はどうなるのか。


くるくる回る万華鏡のような人生も悪くないかと思い始め、とりあえずきらびやかな装いで町に繰り出せば、駐車違反で罰金刑になり身も心もすっきりしてしまったVillageup。さあ、WEEKEND SHUFFLE TIME。思いのたけをその筆へ。
好きな人へ、好きだと素直に伝えれることは美徳だなと思う。今日、休みの有効活用のためにぶらぶら散歩していると、小さい公園に老夫婦、お母さんと子供の親子、中学生ぐらいの少年少女がベンチに座っていました。私もMP3ウォークマンを聞きながら適当にベンチに座ってました。曲と曲との空白に、不意に中学生の会話が聞こえました。男「俺今好きな娘がいるんだ」女「えー、そうなんだ、誰なの?」男「俺だけが言うのは不公平だから、聞きたいんだけど、○○って付き合ってる奴いなかったよね?」鈍くない奴ならこの時点で、なーる。と思うでしょう。女「いないよ、それより聞かせてよ、誰なの?」男「それじゃ言うよ、俺○○のことが好きなんだ、俺と付き合ってほしいんだよね。」この”だよね”が関東人っぽくて「なんじゃいその言い方は」と言いかけましたが、展開を見守りました(今考えたら、こいつらよく俺が居るのわかっててすったもんだしてるよなー)。女「………」男「………」沈黙が痛いです。こらあかんかなーと思ったときに、女「うん、いいよ。私も△△君のこと好きだし。」俺は、このときすごいテンションがあがりました。こんな青臭い、芝居でしかないような場面に遭遇して、しかもこんなベタな展開が好きな俺としてはすごい胸をうたれました。この後は、なんで好きになった?とか、いつから?とかよくある会話がなされていたんですが、まー、あえて書きません(長いから)こんな会話聞くとほんまに中学生ぐらいの頃を思い出しました。好きを正直に言え、生の感情むき出しにしていたあの頃。今では、立場やこれまでに形成された性格、そして他人からの目をきにして言葉に出来ないこと、食べ物は目で味わい、後悔を先にするようになってしまった成長の仕方に、苛立ちも覚えました。今からでも遅くないかも…と思わせてくれた、そんなある休日でした。○○さん、△△君おめでとう。
さー、私も幸せになってみようか〜。
本屋探訪は成果なし。しかし、濃いアニメ雑誌、ゲーム雑誌、音楽雑誌を立ち読みし2時間ぐらい潰しました。いやー癒される。